先日、全国に先駆けた「あらわし木造4階建て」の共同住宅の見学に行ってきました。
これは徳島県が気候変動対策に取り組む姿勢を示すための「awaもくよんプロジェクト」の一部である県営住宅です。
R+house徳島東店の母体である岡田組の建築部がこのプロジェクトに携わったこともあって完成した現場を一足早く見学させてもらえました。
日頃、木造の戸建住宅を手掛け、内装や外装にも本物の木を使うことで、積極的に”木”との暮らしを推奨する私たちにとって、このプロジェクトは大変興味津々で、温室効果ガスの排出がコンクリートより抑えられる木材を利用することは良いことだと思いますが、4階建ての共同住宅を木造にして大丈夫なの?しかも柱や梁などの建物の骨組みの木をそのまま見せて火災時に耐えられるの?とギモンだらけでした。
けれど実際に建物の中に入ってみると、コンクリート造と変わらないような安定感。そして火など怖くないと思えるほどの大きな柱。そのうえ床はぬくもり感のある杉の板で、とっても優しい感触でした。
地球温暖化対策ということもありますが、やっぱり木に触れながらの暮らしはステキだと思いました!
↓人の幅と変わらないぐらいの大きな柱!